IoT機器作成ロードマップ
こちらはIoT機器完成までのロードマップ画像です。
最初に計測する為のセンサを選びます。(第三章)
次にセンサを計測する回路基板を作成し、プログラムを書き込みます。(第四章)
その後、センサで測定した値やカメラで撮影した画像をクラウド(インターネット)上にアップロードするコンピュータにプログラムを書き込みます。(第五章)
さらに機器に給電する太陽光システムを選択します。(第七章)
最後に組み立ててIoT機器の完成です。(第八章)

IoT機器から各サービスとの連携
作成したIoT機器は様々なサービスと連携が可能です。
本マニュアルではSlack、Googleスプレッドシートとの連携方法、ため池監視webサイトの作成方法、webサイトを利用したLINEとの連携方法を説明します(第六章)。また、それ以外にも様々なサービスと連携可能です。

IoT機器のスペック
回路基板(センサ計測器)
回路基板に接続可能なセンサや回路基板の電源等の仕様になります。
| 項目 | 内容 | ピン番号 |
| 電源不要 アナログ電圧入力 (本マニュアルでは使用しません) ※用途例 ・太陽光バッテリー電圧確認 ・日射量測定等 | 2箇所 | A2番,A3番 |
| 5V電源 アナログ電圧入力 (本マニュアルでは使用しません) ※用途例 ・温度測定等 | 2箇所 | A0番,A1番 |
| 5V電源ジャック式 デジタル入力 水深・温度・ECセンサー 雨量計に使用 | 2箇所 | 2番,7番 |
| 通信 | I2C通信 | |
| 動作電圧 | 5V | |
| マイクロコントローラ | ATmega328P-PU |
回路図

ATMega328P-PUのスペックに関してはこちらのWebページを参考にしてください。
コンピュータ
コンピュータはRaspberry Pi Model 3B+を使用します。
スペックに関してはRSコンポーネンツ、こちらのWebページを参考下さい。
太陽光システム
今回扱う太陽光システムの仕様です。
| 太陽電池 公称最大動作電力 | 50W |
| バッテリー 定格容量 10時間率 | 75Ah |
| 電圧 | 12V |