第五章：各サービスへインターネットを通じてデータを送信するコンピュータ①

この章では、回路基板で計測した値の保存、カメラ撮影、各サービスへデータを送信する為に使用する、シングルボードコンピュータRaspberry Pi Model 3B+へOSのインストールや設定を行います。

1.Raspberry PiへOSのインストール

この節ではRaspberry Piを使用する為に、micro SDカードのフォーマットやOSのインストールを行います。

作業時間：30分

micro SDカードのフォーマット

micro SDカードのフォーマットを行う為に、SDメモリカードフォーマッター（SD-3C LLC製）をインストールします。まず、こちらのリンクからソフトウェアダウンロードページに移動後、下にスクロールし、「Windows用ダウンロード」ボタンをクリックします。

ライセンス契約同意画面が表示されますので、下にスクロールし、「同意します」ボタンをクリックし、ソフトウェアをダウンロードします。

ダウンロードフォルダを開き、ダウンロードした「SDCardFormatterv5_WinJP.zip」を右クリック、「すべて展開(T)…」メニューをクリックします。

展開ウィンドウが表示されますので、「展開(E)」ボタンをクリックします。

展開後、「SDCardFormatterv5_WinJP」フォルダをダブルクリックします。

「SD Card Formatter 5.0.1 Setup JP」ファイルをダブルクリックし、インストール画面を開きます。

「次へ(N)」ボタンをクリックします。

「次へ(N)」ボタンをクリックします。

「次へ(N)」ボタンをクリックします。

「インストール(I)」ボタンをクリックします。

「完了(F)」ボタンをクリックします。

SD Cart Formatterソフトウェアが起動するので、microSDカードをPCに接続します。PCにSDカードスロットがない場合は、カードリーダーを使用して、PCに接続します。

カードの選択項目で、挿入したSDカードを選択し、ボリュームラベルに「raspbian」と入力後「フォーマット」ボタンをクリックします。

確認画面が表示されるので、「はい(Y)」ボタンをクリックし、フォーマットを開始します。

フォーマット完了後、「OK」ボタンをクリックします。

以上でmicroSdカードのフォーマット作業は完了です。

OSのインストール

Raspberry Piを動作させる為には、OSをインストールする必要があります。OSとは、オペレーティングシステムの略で、Raspberry Piの基本的な管理や制御を行います。

こちらのリンクに移動し、Raspberry Pi OS(32-bit)with desktop and recommended software「Download ZIP」ボタンをクリックし、Raspberry Pi OSソフトウェアをダウンロードします。
※Raspberry Pi OSは容量が大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。